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宝塚歌劇団員死亡、遺族側が会見 長時間労働とパワハラが原因と主張

記者会見する遺族代理人の川人博弁護士(左)と井上耕史弁護士=2023年11月10日午後3時2分、東京都千代田区、片田貴也撮影
記者会見する遺族代理人の川人博弁護士(左)と井上耕史弁護士=2023年11月10日午後3時2分、東京都千代田区、片田貴也撮影

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宝塚歌劇団たからづかかげきだん(兵庫県ひょうごけん宝塚市たからづかし)の劇団員げきだんいんの女性じょせい(25)が9月末に死亡しぼうした問題で、遺族いぞくの代理人だいりにん弁護士べんごしが10日、東京都とうきょうと内で記者会見きしゃかいけんを開ひらいた。死亡の原因げんいんが過度かどな長時間ちょうじかん労働ろうどうとパワーハラスメントぱわーはらすめんとだったとして、歌劇団かげきだんと運営うんえいする阪急電鉄はんきゅうでんてつに対たいして事実じじつに基もとづく謝罪しゃざいと適切てきせつな補償ほしょうを求もとめていくことを明あきらかにした。

女性じょせいは9月がつ30日にち朝、宝塚市たからづかしの自宅じたくマンションまんしょんの敷地しきち内で倒たおれて亡なくなっているところを発見はっけんされた。兵庫県警けい宝塚署しょは自殺じさつの可能性かのうせいが高たかいとみている。

弁護士べんごしによると、女性じょせいは入団にゅうだん7年目ねんめで、下級生かきゅうせいの責任者せきにんしゃの長ちょうの役割やくわりを担になっていた。8人にんいた同期生どうきせいは退団たいだんなどで2人にんにまで減へっており、下級生かきゅうせいのまとめ役まとめやくとしても極きわめて過重かじゅうな業務ぎょうむだったという。

公演こうえんの稽古けいこなどで、亡なくなるまでの約やく1カ月間かげつかんの時間外じかんがい労働ろうどう時間が250時間じかんを超こえていたと指摘してき。また、2021年ねん8月がつに上級生じょうきゅうせいからヘアアイロンへああいろんを額ひたいに当あてられ、やけどやけどを負おったほか、上級生じょうきゅうせいから何度なんども暴言ぼうげんを受うけるなどパワハラぱわはらがあったと主張しゅちょうした。

会見かいけんでは「常軌じょうきを逸いっした長時間労働ちょうじかんろうどうにより、娘むすめを過度かどの過労かろう状態じょうたいにおきながら、見みて見みぬ振ふりをしてきた劇団げきだんが責任せきにんを認みとめ謝罪しゃざいすること、パワハラぱわはらを行おこなった上級生じょうきゅうせいが責任せきにんを認みとめ謝罪しゃざいすることを求もとめる」などとした遺族いぞくのコメントコメントが配くばられた。

歌劇団かげきだんは女性じょせいの死亡しぼうを受うけて今年ことし10月がつ、外部がいぶの弁護士べんごしらでつくる調査ちょうさチームを発足ほっそくさせ、女性じょせいの劇団げきだん内での状況じょうきょうや亡なくなるに至いたった背景はいけいについて内部ないぶへの聞きき取とり調査ちょうさをすると表明ひょうめいした。女性じょせいをめぐっては、週刊しゅうかん文春ぶんしゅんが今年ことし2月がつ、先輩せんぱいの劇団げきだん員いんから「いじめ」を受うけたとする記事きじを掲載けいさい。一方いっぽう、こうした事実じじつについて歌劇団かげきだん側がわは「『いじめ』と認みとめられる事実じじつはなかった」と認識にんしきしているとしていた。(楢崎ならさき貴司たかし)

9く月がつ末にに死亡ぼうした宝たから塚づか歌劇げき団劇けき団員いんの女じょ性せい(25)の遺い族ぞくの代だい理り人にん弁べん護ご士しが開ひらいたいた会見けんを受うけて、歌か劇げき団と事じ業ぎょう主しゅの阪はん急きゅう電でん鉄てつはそれぞれコメントを出だした。

歌劇団かげきだんは「宝塚歌劇団たからづかかげきだん」として大変重く受け止めており、ご遺族に対して誠実に対応して参りたい。今後、外部弁護士による調査結果をふまえて真摯しんしに対応して参る所存です」とコメント。阪急電鉄も「阪急電鉄としても、大変重く受け止めております」とコメントした。

Vocabulary

WordJLPT LevelPart of SpeechMeaning
死亡 (しぼう)N3Noundeath
遺族 (いぞく)N2Nounbereaved family
代理人 (だいりにん)N2Nounagent, representative
弁護士 (べんごし)N3Nounlawyer
記者 (きしゃ)N3Nounreporter
会見 (かいけん)N3Nounpress conference
過度 (かど)N1Nounexcess, immoderation
長時間 (ちょうじかん)N2Nounlong hours
労働 (ろうどう)N3Nounlabor, work
パワーハラスメントN1Nounpower harassment
事実 (じじつ)N3Nounfact, truth
基づく (もとづく)N2Verb (godan)to be based on
謝罪 (しゃざい)N2Nounapology
適切 (てきせつ)N2Nounappropriate
補償 (ほしょう)N2Nouncompensation
倒れる (たおれる)N3Verb (ichidan)to collapse, to fall
発見 (はっけん)N3Noundiscovery
自殺 (じさつ)N3Nounsuicide
代わりに (かわりに)N2Adverbinstead, in place of
責任者 (せきにんしゃ)N2Nounperson in charge
役割 (やくわり)N3Nounrole, function
担う (になう)N2Verb (godan)to take on, to bear
退団 (たいだん)N1Nounleaving an organization
業務 (ぎょうむ)N2Nounbusiness, duties
稽古 (けいこ)N2Nounpractice, training
指摘 (してき)N2Nounpointing out, identification
暴言 (ぼうげん)N1Nounverbal abuse
配る (くばる)N2Verb (godan)to distribute
過労 (かろう)N1Nounoverwork
状況 (じょうきょう)N3Nounsituation, circumstances
聞き取り (ききとり)N2Nouninterviewing, questioning
認める (みとめる)N2Verb (ichidan)to acknowledge, to admit
認識 (にんしき)N2Nounrecognition, awareness
調査 (ちょうさ)N3Nouninvestigation, survey
真摯 (しんし)N1Adjective (な)sincere, earnest
対応 (たいおう)N2Nounresponse, coping
所存 (しょぞん)N1Nounintention, belief
受け止める (うけとめる)N2Verb (ichidan)to take in, to accept

Grammar and Sentence Structure

  1. また、2021年8月に上級生からヘアアイロンを額に当てられ、やけどを負ったほか、上級生から何度も暴言を受けるなどパワハラがあったと主張した。
  • Grammatical points:

    • から: “from” or “by” in this context, indicating the source or cause of an action.
    • ほか: “in addition to” or “besides”, used to indicate additional items or actions.
  • Structure of the sentence:

    • から is used to indicate the source of the action “受ける” (receive), showing that the action of receiving “暴言” (abusive language) is from “上級生” (senior members).
    • ほか is used to add additional information about the actions the subject experienced, in this case, “やけどを負った” (suffered burns) is mentioned as an additional action besides receiving abusive language.
  1. 会見では「常軌を逸した長時間労働により、娘を過度の過労状態におきながら、見て見ぬふりをしてきた劇団が責任を認め謝罪すること、パワハラを行った上級生が責任を認め謝罪することを求める」などとした遺族のコメントが配られた。
  • Grammatical points:

    • により: “due to” or “because of”, indicating the cause or reason for an action.
    • おきながら: “while” or “despite”, used to express a contrast between two actions or states.
  • Structure of the sentence:

    • により is used to indicate the cause or reason for the action “過度の過労状態におきながら” (being in a state of excessive overwork), showing that the cause of this state is “常軌を逸した長時間労働” (excessive long working hours).
    • おきながら is used to express the contrast between being in a state of excessive overwork and the action of the theater company turning a blind eye, indicating that the theater company turned a blind eye despite the actress being in a state of excessive overwork.
  1. 女性は9月30日朝、宝塚市の自宅マンションの敷地内で倒れて亡くなっているところを発見された。
  • Grammatical points:

    • ているところ: indicates the ongoing or continuous state of an action or situation.
  • Structure of the sentence:

    • ているところ is used to describe the ongoing state of the action “倒れて亡くなっている” (collapsed and passed away), indicating that the discovery was made while the woman was in the ongoing state of having collapsed and passed away.

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