毎朝日

一般参賀、両陛下や皇族方が手を振って応える 約6万人がお祝い

新年一般参賀で手を振る天皇、皇后両陛下=2025年1月2日午前10時15分、皇居・宮殿、上田幸一撮影
新年一般参賀で手を振る天皇、皇后両陛下=2025年1月2日午前10時15分、皇居・宮殿、上田幸一撮影

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新年しんねん一般いっぱん参賀さんがが2に日、皇居こうきょで行われおこなわれ、天皇てんのう、皇后こうごう両陛下へいかは、長女ちょうじょ愛子あいこさまや秋篠宮あきしののみやご夫妻をはじめはじめとする皇族こうぞく方と、宮殿きゅうでん・長和殿ちょうわでんのベランダべらんだに立ちたち、参賀者さんがしゃに手てを振ってふって応えたこたえた。

天皇てんのう陛下へいかは、昨年さくねんの元日がんじつに発生はっせいした能登半島のとはんとう地震じしんや各地かくちで起こった大雨おおあめの災害さいがいなどにより、「いまだにご苦労ごくろうの多いおおい生活せいかつをされている多くおおくの方々かたがたの身みを案じていますあんじています」と語りかたり、「色々いろいろと大変たいへんなこともあるかと思いますが、本年ほんねんが皆さんみなさんにとって安らかやすらかでよい年としとなるよう願っておりますねがっております」とあいさつあいさつした。

午前ごぜんの参賀さんがには上皇じょうこうご夫妻ふさいも出席しゅっせきし、参賀者さんがしゃに笑顔えがおで応えこたえた。昨秋さくあきに右みぎ大腿だいたい(だいたいだいたい)骨こつを骨折こっせつし、回復かいふく途上とじょうだった上皇后じょうこうごう美智子みちこさまは杖つえを使わずつかわずにベランダべらんだに進んすすんだ。

昨年さくねんの新年しんねん一般いっぱん参賀さんがは能登のと半島はんとう地震じしん発生を受けてうけて取りやめとりやめとなったため、2年ねんぶり。今年の新年しんねん一般いっぱん参賀さんがは事前じぜん抽選ちゅうせんもなく、5年ねんぶりにコロナ禍ころなか前の規模きぼで実施じっしされ、冬晴れふゆばれの穏やかおだやかな日差しひざしのもと、宮内庁きゅうないちょうによると6万690人ろくまんろくひゃくきゅうじんが足を運んだあしをはこんだ。岡山県おかやまけん倉敷市くらしきしの作業療法士さぎょうりょうほうし、尾藤びとう真奈美さんさん(53)は事前じぜん抽選ちゅうせんが無くなったなくなったことで、初めてはじめて参賀さんがに訪れるおとずれることができたできた。朝あさ6時じから3さん時間半じかんはん並んだが、「門もんをくぐったくぐっただけで特別とくべつな空気くうきを感じたかんじた」という。天皇陛下てんのうへいかがあいさつあいさつで能登のと半島はんとう地震じしんについて触れたふれたことで、「忘れちゃいけないわすれちゃいけないと、ハッとはっとさせられた。今年はしっかりしっかり災害さいがいに備えそなえ、家族かぞくが安全あんぜんで健康けんこうに過ごせたらすごせたらいい」と願いねがいを込めたこめた。

東京とうきょうで働はたらくため、ポーランドぽーらんどから来日らいにちしたばかりのエリザ・フィリップえりざ・ふぃりっぷさん(25)は、「渋谷しぶやのスクランブルすくらんぶる交差点こうさてんよりも人ひとが多おおくて驚おどろいた」。日本語にほんごで語かたられた陛下へいかの「おことばおことば」の内容ないようは分わからなかったが、全国ぜんこくから集あつった人々ひとびとが笑顔えがおで見みつめている姿すがたをみてうれうれしくなった。「これからこれから、日本にほんの人々ひとびとや文化ぶんかから学まなんで豊ゆたかな経験けいけんを積つみたい」と抱負ほうふを語かたった。

また、1いち日日にちには、天皇てんのう陛下陛下へいかは、皇居こうきょ・宮殿きゅうでんで、皇后こうごう雅子まさこさまと共に、皇族こうぞく方や三権さんけんの長、各国かっこく大使たいしらから祝いいわいの言葉ことばを受ける「新年しんねん祝賀しゅくがの儀ぎ」に臨み、「新しいあたらしい年を共に祝ういわうことを誠にまことにうれしく思います。年頭ねんとうにあたり、国民こくみんの幸せしあわせと国くにの発展はってんを祈りますいのります」などと述べた。この日ひは能登のと半島はんとう地震じしんから発生はっせい1年ねんでもあり、宮内庁きゅうないちょうによると、両陛下りょうへいかと長女ちょうじょ愛子あいこさまは宮殿きゅうでんで黙禱もくとうを捧げたささげたという。

Vocabulary

Word (Furigana)JLPT LevelPart of SpeechMeaning
参賀 (さんが)N2nounnew year’s greeting ceremony
行う (おこなう)N2godan verbto carry out; to conduct
振る (ふる)N2godan verbto wave; to shake
応える (こたえる)N2ichidan verbto respond; to answer
語る (かたる)N2godan verbto talk; to narrate
願う (ねがう)N2godan verbto wish; to hope
出席 (しゅっせき)N2noun/ichidan verbattendance; to attend
笑顔 (えがお)N2nounsmiling face
進む (すすむ)N3godan verbto advance; to proceed
骨折 (こっせつ)N2nounfracture
回復 (かいふく)N2noun/ichidan verbrecovery; to recover
感じる (かんじる)N2ichidan verbto feel; to sense
触れる (ふれる)N2ichidan verbto touch; to come in contact
忘れる (わすれる)N2ichidan verbto forget
備える (そなえる)N2ichidan verbto prepare; to equip
健康 (けんこう)N2nounhealth
祝う (いわう)N2godan verbto celebrate
臨む (のぞむ)N1godan verbto face; to confront
受ける (うける)N2ichidan verbto receive; to undergo
祈る (いのる)N2godan verbto pray; to wish
安らか (やすらか)N2な-adjectivepeaceful; calm
特別 (とくべつ)N2な-adjectivespecial
穏やか (おだやか)N2な-adjectivegentle; calm
進行 (しんこう)N2noun/ichidan verbprogress; to advance
驚く (おどろく)N2godan verbto be surprised
望む (のぞむ)N2godan verbto hope for; to desire
語らう (かたらう)N1godan verbto converse; to talk
祝賀 (しゅくが)N2nouncelebration; congratulation
取りやめ (とりやめ)N2nouncancellation
体験 (たいけん)N2noun/ichidan verbexperience; to experience
充実 (じゅうじつ)N2noun/ichidan verbfulfillment; to enrich
進展 (しんてん)N2nounprogress; development
期待 (きたい)N2noun/ichidan verbexpectation; to expect

Grammar and Sentence Structure

  1. Sentence: 「色々と大変なこともあるかと思いますが、本年が皆さんにとって安らかでよい年となるよう願っております。」

    Grammatical Points:

    • 「色々と」: This phrase means “various” or “a lot of things,” often used to indicate a range of situations or difficulties.
    • 「かと思います」: This is a softening expression that indicates the speaker’s conjecture or assumption. It translates to “I think there might be” or “I believe there are.”
    • 「よう」: This is used to express a purpose or intention, often translated as “in order to” or “so that.”
    • 「願っております」: This is a polite form of the verb “願う” (to wish), indicating a desire or hope.

    Structure:

    • The sentence begins with a recognition of difficulties (“色々と大変なこともあるかと思いますが”), followed by a contrasting statement expressing a wish for the new year (“本年が皆さんにとって安らかでよい年となるよう願っております”). The use of “が” indicates a contrast between the two clauses.
  2. Sentence: 「昨年の新年一般参賀は能登半島地震発生を受けて取りやめとなったため、2年ぶり。」

    Grammatical Points:

    • 「昨年の新年一般参賀」: This phrase refers to “last year’s New Year public greeting,” where “昨年” means “last year,” “新年” means “New Year,” and “一般参賀” means “public greeting.”
    • 「を受けて」: This means “in response to” or “due to,” indicating that the action that follows is a result of the preceding event.
    • 「取りやめとなった」: This is a passive construction meaning “was canceled.” The verb “取りやめる” means “to cancel,” and “となった” indicates a change of state.
    • 「ため」: This means “because” or “due to,” explaining the reason for the previous statement.

    Structure:

    • The sentence starts with the subject (“昨年の新年一般参賀”) and explains the reason for its cancellation (“能登半島地震発生を受けて取りやめとなったため”). The final part (“2年ぶり”) indicates that this is the first occurrence in two years, serving as a conclusion to the previous statement.
  3. Sentence: 「天皇陛下があいさつで能登半島地震について触れたことで、『忘れちゃいけないと、ハッとさせられた。』」

    Grammatical Points:

    • 「触れた」: This is the past tense of the verb “触れる,” meaning “to touch upon” or “to mention.”
    • 「ことで」: This indicates a cause or reason, translating to “because of” or “due to.”
    • 「ハッとさせられた」: This is a passive construction of “ハッとする,” which means “to be startled” or “to realize suddenly.” The “させられた” form indicates that the speaker was made to feel this way by the action of the emperor.

    Structure:

    • The first part of the sentence describes the action of the emperor mentioning the earthquake (“天皇陛下があいさつで能登半島地震について触れたことで”). The second part presents the speaker’s reaction to this mention (“忘れちゃいけないと、ハッとさせられた”), indicating a realization or awakening prompted by the emperor’s words. The use of “ことで” connects the two parts, showing the cause-and-effect relationship.

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