毎朝日

海水浴行ってもいい? 「赤白の旗」に注目、避難経路も確認を

津波フラッグ=2023年3月4日、愛知県豊橋市小松原町、戸村登撮影
津波フラッグ=2023年3月4日、愛知県豊橋市小松原町、戸村登撮影

Link to the original article

気象庁きしょうちょうが8はち日夜よる、南海トラフなんかいとらふ地震じしん臨時りんじ情報じょうほう(巨大きょだい地震じしん注意ちゅうい)を初めてはじめて発表はっぴょうした。国くには「1いち~2に週間程度ていどは地震じしんの発生はっせいに注意ちゅういしながら通常つうじょうの生活せいかつを行うおこなうこと」を求めているもとめている。10じゅう日からからは3さん連休にに続き、お盆おぼん期間にに入る。海水浴かいすいよくを予定よていしていた人ひとも多いおおいだろう。どうすればよいどうすればよいのだろうか。

「早いはやいところでは3分さんぷんくらいで津波つなみが来てしまう。直ちにただちに高台たかだいに逃げるにげる必要があるが、そのときに『どこどこに逃げたらにげたら良いよいかわからない』では困るこまる。警報けいほうが出たらどこどこに、どういうどういう経路けいろで逃げるにげるかを再確認さいかくにんする必要ひつようがある」

南海なんかいトラフ地震じしんの評価ひょうか検討会けんとうかい長を務めるつとめる平田ひらた直なお・東大とうだい名誉教授めいよきょうじゅは、8はち日にち夜よるに気象庁きしょうちょうで開かれたひらかれた会見かいけんでこうこう言及した。

そのその上でで「私わたしの個人こじん的考かんがええだだが、それががきちんときちんとできていれば、夏休なつやすみで海水浴かいすいよくをしてしていただいても特にとくに問題もんだいないとと思います」と話はなした。

気象庁きしょうちょうによると、南海なんかいトラフとらふで大きなおおきな地震じしんが起きるおきると、関東かんとう地方ちほうから九州きゅうしゅう地方ちほうにかけての太平洋たいへいよう沿岸の広いひろい地域ちいきに高さたかさ10メートルめーとるを超えるこえる大津波おおつなみの襲来しゅうらいが想定そうていされている。

津波つなみ警報や津波つなみ注意報などは地震じしん発生後、約3さん分を目標もくひょうに発表はっぴょうされる。

海水浴かいすいよくをしている場合ばあいは直ちただちに海うみから上があがって海岸かいがんから離れはなれたり、高台たかだいや避難ひなんビルびるなど安全あんぜんな場所ばしょに避難ひなんしたりする必要ひつようがある。

ただ、海水浴かいすいよく中はスマートフォンすまーとふぉんなどが手元てもとになかったり、サイレンさいれんが波なみや風かぜの音おとで聞きききとりにくかったりと、情報じょうほうを得えにくい。そこで合図あいずになるのが赤あかと白しろの格子模様こうしまようの「津波つなみフラッグふらっぐ」だ。

同庁どうちょうによると、大津波おおつなみ警報けいほう、津波つなみ警報けいほう、津波つなみ注意報ちゅういほうが発表はっぴょうされると、ライフセーバーらいふせーばーらが津波つなみフラッグふらっぐを大きくおおきく振ったり、近くの建物たてものに掲げかかげたりする。警報けいほう・注意報ちゅういほうを視覚しかく的に伝えるつたえる方法として考案こうあんされた。

海水浴場かいすいよくじょうがあるある全国ぜんこく402市町村しちょうそんの約やく7割わりで導入どうにゅうされているというという(今年ことし6月末がつまつ現在げんざい)。

同庁どうちょうは、津波つなみフラッグふらっぐを見みたら、すぐに海うみから離はなれ、周囲しゅういに声こえをかけかけながら、ライフセーバーらいふせーばーらの誘導ゆうどうに従したがうなどなどして、高台たかだいや津波つなみ避難ひなんタワーたわーなどへ避難ひなんするよう呼びかけよびかけている。

こうこうした避難ひなん場所ばしょや避難ひなん経路けいろを事前じぜんに確認かくにんしておくおくことも必要ひつようだ。

例えば、昨夏さくなつに11万人じゅういちまんにん以上が訪れた「サザンビーチちがさきさざんびーちちがさき海水浴場かいすいよくじょうかいすいよくじょう」がある神奈川県かながわけん茅ケ崎市ちがさきしでは、津波つなみ避難マップまっぷを市しのホームページほーむぺーじや海水浴場かいすいよくじょうの管理かんり事務所じむしょじむしょで掲示けいじ。津波つなみ警報などなどが出た場合ばあいの行動こうどうや避難先ひなんさきを示しめしている。

市しによると、津波つなみ警報けいほうなどが発令はつれいされると、海うみの家いえの関係者かんけいしゃらが津波つなみフラッグふらっぐを掲げかかげて利用客りようきゃくに避難ひなんを呼びかけよびかける。それを見みた利用客りようきゃくはただちにただちに標高ひょうこう10メートルめーとる前後ぜんごの国道こくどうに避難ひなんし、さらに防災ぼうさい無線むせんで指示しじがあった場合ばあいは、指定していされた「津波つなみ一時退避場所いちじたいひばしょ」に向かうむかうよう定められさだめられている。一時退避場所いちじたいひばしょは、小学校しょうがっこうや近隣きんりんのマンションまんしょんなどが指定していされている。

サザンビーチさざんびーちちがさき海水浴場かいすいよくじょうでは毎週まいしゅう、避難訓練ひなんくんれんを実施じっししており、市しは今回こんかいの「巨大地震きょだいじしん注意注意ちゅうい」を受けうけ、現場げんばのライフセーバーらいふせーばーや海水浴場かいすいよくじょうを運営うんえいする観光協会かんこうきょうかいなどに対してたいして、地震じしんの際さいには日頃ひごろの訓練くんれん通り対応たいおうするよう伝えつたえた。市しの担当者たんとうしゃは「利用客りようきゃくもあらかじめあらかじめホームページほーむぺーじなどで避難方法ひなんほうほうをよくよく確認かくにんしてほしい」と話してはなしている。

一方いっぱんで、海水浴場かいすいよくじょうによっては遊泳ゆうえい禁止を決きめた所ところもある。宮崎市みやざきしや和歌山県わかやまけん白浜町しらはまちょう、神奈川県かながわけん平塚市ひらつかしなど一部いちぶの海水浴場かいすいよくじょうでは、「巨大きょだい地震じしん注意ちゅうい」を受うけ、遊泳ゆうえい禁止としている所ところもある。(田中たなか恭太きょうた、中野なかの浩至こうし)

Vocabulary

Word (Furigana)JLPT LevelPart of SpeechMeaning
発表する (はっぴょうする)N2godan verbto announce
注意する (ちゅういする)N2godan verbto be careful
求める (もとめる)N2ichidan verbto request
逃げる (にげる)N2ichidan verbto escape
確認する (かくにんする)N2godan verbto confirm
評価する (ひょうかする)N2godan verbto evaluate
伝える (つたえる)N2godan verbto convey
必要 (ひつよう)N2な-adjectivenecessary
上がる (あがる)N2godan verbto rise
離れる (はなれる)N2ichidan verbto separate
直ちに (ただちに)N2adverbimmediately
確認 (かくにん)N2nounconfirmation
避難する (ひなんする)N2godan verbto evacuate
事前 (じぜん)N2nounbeforehand
掲示する (けいじする)N2godan verbto post
実施する (じっしする)N2godan verbto implement
受ける (うける)N2ichidan verbto receive
指定する (していする)N2godan verbto designate
重要 (じゅうよう)N2な-adjectiveimportant
可能 (かのう)N2な-adjectivepossible
影響 (えいきょう)N2nouninfluence
直面する (ちょくめんする)N1godan verbto confront
対応する (たいおうする)N1godan verbto respond
検討する (けんとうする)N1godan verbto consider
伝達する (でんたつする)N1godan verbto transmit
促す (うながす)N1godan verbto urge
予想する (よそうする)N1godan verbto predict
重要視する (じゅうようしする)N1godan verbto regard as important
進める (すすめる)N1ichidan verbto advance
取り組む (とりくむ)N1godan verbto tackle
影響を与える (えいきょうをあたえる)N1godan verbto influence
確保する (かくほする)N1godan verbto secure

Grammar and Sentence Structure

  1. Sentence: 「早いところでは3分くらいで津波が来てしまう。」

    Grammatical Points:

    • 「早いところでは」: This phrase means “in the earliest cases” or “in some cases.” The word “ところ” refers to a situation or case, and “早い” modifies it to indicate that it is early or quick.
    • 「で」: This particle indicates the means or context in which something happens.
    • 「来てしまう」: This is a compound verb form where “来る” (to come) is combined with “しまう,” which implies that the action is completed, often with a nuance of regret or inevitability.

    Structure:

    • The sentence can be broken down into two main parts: the introductory phrase “早いところでは” sets the context, while “3分くらいで津波が来てしまう” serves as the main clause, indicating what happens in those cases.
  2. Sentence: 「その上で「私の個人的考えだが、それがきちんとできていれば、夏休みで海水浴をしていただいても特に問題ないと思います」と話した。」

    Grammatical Points:

    • 「その上で」: This phrase means “on top of that” or “in addition.” It indicates that what follows is an additional point or consideration.
    • 「私の個人的考えだが」: This translates to “this is my personal opinion, but.” The use of “だが” introduces a contrast or a softening of the statement that follows.
    • 「きちんとできていれば」: This conditional form means “if (one) can do (it) properly.” “きちんと” means properly or correctly, and “できていれば” is the conditional form of “できる” (to be able to do).
    • 「していただいても」: This phrase means “even if (you) do (it).” “いただく” is a humble form of “to receive,” often used to show respect.

    Structure:

    • The sentence begins with a transitional phrase “その上で,” followed by the speaker’s opinion introduced by “私の個人的考えだが.” The main clause “それがきちんとできていれば、夏休みで海水浴をしていただいても特に問題ないと思います” expresses the condition and conclusion of the opinion.
  3. Sentence: 「津波警報などが発令されると、海の家の関係者らが津波フラッグを掲げて利用客に避難を呼びかける。」

    Grammatical Points:

    • 「津波警報などが発令されると」: This means “when tsunami warnings, etc., are issued.” The verb “発令される” is in the passive form, indicating that the warnings are issued by an unspecified subject.
    • 「海の家の関係者らが」: This phrase means “the people involved with the beach houses.” “関係者ら” indicates a group of people related to a particular context.
    • 「掲げて」: This is the te-form of “掲げる” (to raise or display), which connects to the next action in the sentence.
    • 「利用客に避難を呼びかける」: This means “call for evacuation to the customers.” “利用客” refers to the customers or users, and “呼びかける” means to call out or appeal to.

    Structure:

    • The sentence starts with a conditional clause “津波警報などが発令されると,” setting the condition. The main clause “海の家の関係者らが津波フラッグを掲げて利用客に避難を呼びかける” describes the actions taken by the beach house staff in response to the warnings.

Quiz

Test your comprehension of the article!