「暇で食べ過ぎた」当時の反省から　熊本国府の監督が呼びかけること

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第96きゅうじゅうろく回選抜せんばつ高校野球やきゅう大会は24日にち、予定されていたされていた第6ろく日のの1回かい戦1いち試合と2回かい戦2に試合が天候てんこう不良ふりょうで中止ちゅうしとなった。2日にち連続れんぞくの中止ちゅうしは第82はちじゅうに回大会たいかい（2010年ねん）以来いらい、14年ねんぶり。試合をする予定よていだった6校こうの選手せんしゅたちは、はやる気持きもちを抑おさえての調整ちょうせいに腐心ふしんした。

熊本くまもと国府こくふの山田やまだ祐揮ゆうき監督かんとくは、宿舎しゅくしゃでどう過ごすごすかは選手せんしゅに任まかせているという。ただ、選手せんしゅ時代じだいの反省はんせいから注意ちゅういを呼よびかけていることがある。食べる量りょうの管理かんりだ。2009年ねんに熊本くまもと工こうの選手せんしゅとして夏なつの選手権せんしゅけん大会たいかいに出場しゅつじょう。この時ときも、悪天候あくてんこうで試合しあい日程にっていが2日にち順延じゅんえんとなった。「暇ひまで食たべ過すぎて、4、5キロきろ増ふえた。うちの選手せんしゅたちはいつも通とおりやってくれている。心配しんぱいはしていないです」

阿南光あなんこう（徳島とくしま）のエースえーす吉岡暖よしおかはる（はるはる）は2日にち連続れんぞくの試合しあい中止にも「自分じぶんにとっては恵めぐみの雨あめ。体からだの状態じょうたいから、もうちょっと休やすみが欲ほしいと思おもったので」。初戦しょせんの豊川とよかわ（愛知あいち）戦では143球きゅうを投なげて完投かんとう勝しょう利。その後ご、もともと痛いためていた腰こしなどに張はりが出でているという。この日ひも柔軟じゅうなん体操たいそうなどで疲労ひろう回復かいふくに努つとめた。熊本くまもと国府こくふ戦に向むけて「隙すきを見みせずに戦たたかう。九州きゅうしゅう1位いのチームちーむに勝かって、阿南光あなんこうの名前なまえを全国ぜんこくに広ひろめたい」。

Vocabulary

Grammar and Sentence Structure

1. “2日連続の中止は第82回大会（2010年）以来、14年ぶり。”

   • Grammatical points:
     • 連続 (れんぞく): consecutive
     • 以来 (いらい): since
     • ぶり: a suffix indicating the number of years since something happened
   • Sentence structure:
     • The sentence structure is: [time expression] + 以来 + [period of time] + ぶり.
     • In this sentence, “2日連続の中止” (consecutive two-day cancellations) is the time expression, “第82回大会（2010年）” (82nd tournament in 2010) is the period of time, and “14年ぶり” (14 years since) indicates the number of years since the consecutive cancellations happened.

2. “選手時代の反省から注意を呼びかけていることがある。”

   • Grammatical points:
     • 反省 (はんせい): reflection
     • 注意 (ちゅうい): caution
     • 呼びかける (よびかける): to call for, to appeal
   • Sentence structure:
     • The sentence structure is: [noun] + から + [verb phrase] + ことがある.
     • In this sentence, “選手時代の反省” (reflection from his player days) is the noun, and “注意を呼びかけている” (calling for caution) is the verb phrase, indicating that he sometimes calls for caution based on reflection from his player days.

3. “初戦の豊川（愛知）戦では143球を投げて完投勝利。”

   • Grammatical points:
     • 初戦 (しょせん): first game
     • 完投 (かんとう): complete game
     • 勝利 (しょうり): victory
   • Sentence structure:
     • The sentence structure is: [noun] + の + [noun] + では + [number] + を + [verb phrase].
     • In this sentence, “初戦の豊川（愛知）戦” (first game against Toyokawa, Aichi) is the first noun, “143球” (143 pitches) is the number, and “完投勝利” (complete game victory) is the verb phrase, indicating that he threw 143 pitches in the first game and achieved a complete game victory.

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