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NHK国際放送不適切発言「南京大虐殺を忘れるな」発言も 会長謝罪

 自民党本部を訪れ、陳謝するNHKの稲葉延雄会長(中央)=2024年8月22日午後4時31分、東京都千代田区永田町1丁目、宮田裕介撮影
 自民党本部を訪れ、陳謝するNHKの稲葉延雄会長(中央)=2024年8月22日午後4時31分、東京都千代田区永田町1丁目、宮田裕介撮影

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NHKえぬえいちけいのラジオらじお国際こくさい放送ほうそうなどで、中国人ちゅうごくじんの外部がいぶスタッフすたっふが沖縄県おきなわけんの尖閣諸島せんかくしょとうを「中国ちゅうごくの領土りょうど」と中国語ちゅうごくごのニュースにゅーすで伝えたつたえた問題で、NHKえぬえいちけいの稲葉いなば延雄のぶお会長は22日にち、自民党じみんとう本部で「(同局どうきょくが自らみずから定める国際こくさい番組ばんぐみ基準に抵触ていしょくする極めてきわめて深刻しんこくな事態じたいと受け止めてうけとめていて、深くふかくおわびおわび申し上げる」と報道陣ほうどうじんに謝罪しゃざいした。また、NHKえぬえいちけいは、このスタッフすたっふが英語えいごで「南京大虐殺なんきんだいぎゃくさつを忘れるわすれるな。慰安婦いあんふを忘れるわすれるな」などと発言はつげんしたことを明らかあきらかにした。

稲葉いなば会長ららNHKえぬえいちけい幹部ははこの日、、放送ほうそう政策などなどを議論ぎろんする自民党じみんとうの情報通信じょうほうつうしん戦略調査会ちょうさかいに出席しゅっせき。出席しゅっせきした議員ぎいんによると、稲葉いなば会長からはからは信頼しんらいを損ねたそこねたことなどなどについて謝罪しゃざいがあったあった。議員ぎいんからは、「非常にひじょうに深刻しんこくな問題もんだい」「なぜなぜ、発言はつげんを止められなかったとめられなかった」といった意見いけんがあったあったという。

NHKえぬえいちけいは、このこのスタッフすたっふと業務ぎょうむ委託いたく契約けいやくを結んでむすんでいた関連かんれん団体だんたいを通じてつうじて本人ほんにんに厳重げんじゅうに抗議こうぎし、21にじゅういち日にち付で契約けいやくを解除かいじょしたと説明せつめい。今後こんご、損害そんがい賠償ばいしょう請求せいきゅうを行いおこない、刑事けいじ告訴こくそを検討けんとうする。

再発さいはつ防止策さくとして、生放送なまほうそうだったことから、中国語ちゅうごくごのニュースにゅーすは20にじゅう日日にちから事前じぜん収録をを実施しし、他のの言語もも今月中ちゅうに事前じぜん収録するする。AIえーあい音声のの早期導入どうにゅうを検討けんとうし、副会長ふくかいちょうをトップとっぷとする原因げんいん究明ややガバナンスがばなんす強化などなどを行うおこなう体制ももつくるというという。

また、NHKえぬえいちけいはこの日、このスタッフすたっふが渋谷しぶやの放送ほうそうセンターせんたーでのラジオらじお国際こくさい放送ほうそうなどで、「魚釣島うおつりじまと付属ふぞくの島しまは古来こらいから中国ちゅうごくの領土りょうどです。NHKえぬえいちけいの歴史れきし修正主義しゅうせいしゅぎとプロフェッショナルぷろふぇっしょなるではない業務ぎょうむに抗議こうぎします」と中国語ちゅうごくごで述べ、英語えいごで「南京大虐殺なんきんだいぎゃくさつを忘れるわすれるな。慰安婦いあんふを忘れるわすれるな。彼女らかのじょらは戦時せんじの性奴隷せいどれいだった。731部隊ななさんいちぶたいを忘れるわすれるな」と発言はつげんしたことを明らかあきらかにした。

発言はつげんの全容ぜんようの公表こうひょうが遅れおくれた理由りゆうについて、朝日新聞あさひしんぶんの取材しゅざいに「結果けっか的に、放送ほうそうを通じてつうじて主張しゅちょうを拡散かくさんさせたいという、外部がいぶスタッフすたっふの目的もくてきを達成たっせいさせてしまうことになりかねないと考えかんがえ、対応たいおうした」と説明せつめい。しかし、その後あとで外部がいぶスタッフすたっふに対してたいして、損害そんがい賠償ばいしょうを請求せいきゅうすることになるなど、状況じょうきょうが変わったかわったことを踏まえふまえ、公表こうひょうすることにしたという。

NHKえぬえいちけいの発表はっぴょうによると、中国人ちゅうごくじんの外部がいぶスタッフすたっふは40よんじゅう代男性だんせい。19じゅうく日午後ごごにラジオらじお国際こくさい放送ほうそうなどでの生放送なまほうそうで、靖国神社やすくにじんじゃの石柱せきちゅうに落書きらくがきがあったニュースにゅーす原稿げんこうを中国語ちゅうごくごで読むよむ中、尖閣諸島せんかくしょとうについて「中国ちゅうごくの領土りょうどである」と述べるのべるなど20にじゅう秒ほどほど原稿げんこうにはない発言はつげんをしたという。

NHKえぬえいちけいの国際こくさい放送ほうそうは、政府せいふ見解けんかいなどを海外かいがいに情報じょうほう発信はっしんするため、国くにの交付金こうふきんが出でされていて、総務大臣そうむだいじんがNHKえぬえいちけいに対たいして、放送ほうそう事項じこうなどを指定していして国際こくさい放送ほうそうを行おこなうよう要請ようせいできることも定めさだめられている。NHKえぬえいちけいは「放送ほうそうの自由じゆうと番組ばんぐみ編集へんしゅうの自由じゆうを最優先さいゆうせんに、自主的じしゅてきな編集へんしゅうのもともとで放送ほうそうを行おこなっている」としている。

だが、あるある同局どうきょく関係者かんけいしゃは「今回こんかいの件けんは、放送ほうそう体制たいせいに問題もんだいがあったが、番組ばんぐみ内容ないようへの政治せいじの介入かいにゅうがたやすくたやすくならないならないか、心配しんぱいだ」と話すはなす。(宮田みやた裕介ゆうすけ)

Vocabulary

Word (Furigana)JLPT LevelPart of SpeechMeaning
謝罪 (しゃざい)N2nounapology
深刻 (しんこく)N2な-adjectiveserious
受け止める (うけとめる)N2ichidan verbto perceive, to accept
抗議 (こうぎ)N2noun/ichidan verbprotest, to protest
解除 (かいじょ)N2noun/ichidan verbcancellation, to cancel
検討 (けんとう)N2noun/ichidan verbconsideration, to consider
発言 (はつげん)N2noun/ichidan verbstatement, to speak out
目的 (もくてき)N3nounpurpose
体制 (たいせい)N2nounsystem, structure
極めて (きわめて)N2adverbextremely
重要 (じゅうよう)N2な-adjectiveimportant
事態 (じたい)N2nounsituation
影響 (えいきょう)N2noun/ichidan verbinfluence, to influence
伝える (つたえる)N2ichidan verbto convey, to tell
進める (すすめる)N2ichidan verbto advance, to promote
収録 (しゅうろく)N2noun/ichidan verbrecording, to record
反映 (はんえい)N2noun/ichidan verbreflection, to reflect
強化 (きょうか)N2noun/ichidan verbstrengthening, to strengthen
重要視 (じゅうようし)N2noun/ichidan verbto regard as important
変わる (かわる)N3godan verbto change
事前 (じぜん)N2noun/adverbbeforehand, in advance
進行 (しんこう)N2noun/ichidan verbprogress, to proceed
述べる (のべる)N2ichidan verbto state, to mention
拡散 (かくさん)N2noun/ichidan verbdiffusion, to diffuse
体験 (たいけん)N2noun/ichidan verbexperience, to experience
自ら (みずから)N2adverboneself
重要性 (じゅうようせい)N2nounimportance
反応 (はんのう)N2noun/ichidan verbreaction, to react
影響力 (えいきょうりょく)N1nouninfluence, power
介入 (かいにゅう)N1noun/ichidan verbintervention, to intervene
確認 (かくにん)N2noun/ichidan verbconfirmation, to confirm
直面 (ちょくめん)N2noun/ichidan verbfacing, to face
促進 (そくしん)N2noun/ichidan verbpromotion, to promote
反発 (はんぱつ)N2noun/ichidan verbbacklash, to oppose

Grammar and Sentence Structure

  1. 「(同局が自ら定める)国際番組基準に抵触する極めて深刻な事態と受け止めていて、深くおわび申し上げる」と報道陣に謝罪した。

    • Grammatical Points:

      • 「受け止めていて」: This is the te-form of the verb 「受け止める」 (to perceive or to take something as), combined with 「いる」 to indicate a continuous state. It shows that the speaker is currently perceiving the situation as serious.
      • 「深くおわび申し上げる」: This is a formal expression where 「おわび申し上げる」 (to apologize) is a humble form of the verb, indicating respect and politeness.
    • Structure:

      • The sentence begins with a quoted statement, indicating what the NHK chairman said. The main clause is structured as a compound sentence, linking the perception of the situation with the act of apologizing. The phrase in parentheses provides additional context about the standards being referred to.
  2. 「非常に深刻な問題」「なぜ、発言を止められなかった」といった意見があったという。

    • Grammatical Points:

      • 「いった」: This is the past tense of the verb 「言う」 (to say), used here to indicate that the opinions mentioned were expressed.
      • 「止められなかった」: This is the negative past form of the potential verb 「止める」 (to stop), indicating that it was not possible to stop the statements.
    • Structure:

      • The sentence presents two opinions as quoted phrases, indicating that these were the sentiments expressed by the attending members. The use of 「という」 at the end serves to report what was said without quoting directly, making it a reported speech structure.
  3. 「魚釣島と付属の島は古来から中国の領土です。NHKの歴史修正主義とプロフェッショナルではない業務に抗議します」と中国語で述べ、英語で「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな。彼女らは戦時の性奴隷だった。731部隊を忘れるな」と発言したことを明らかにした。

    • Grammatical Points:

      • 「述べ」: This is the stem form of the verb 「述べる」 (to state or to mention), used here to indicate that the person stated something.
      • 「明らかにした」: This is the past tense of the verb 「明らかにする」 (to clarify or to make clear), indicating that the act of clarification has been completed.
    • Structure:

      • The sentence is complex, containing multiple clauses. It starts with a direct quote in Japanese, followed by another quote in English. The main clause, which is about making something clear, is structured to show that the speaker is reporting on what was said in both languages. The use of 「と」 connects the quoted speech to the act of stating it, while the overall structure emphasizes the dual-language aspect of the statements made.

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