毎朝日

急な天候変化「防ぎきれず」「学校の責任」奈良の落雷事故、学校会見

帝塚山中学・高校で起きた落雷事故で、当時の状況などを説明する同校の小林健校長=2025年4月12日、奈良市
帝塚山中学・高校で起きた落雷事故で、当時の状況などを説明する同校の小林健校長=2025年4月12日、奈良市

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奈良市ならしの帝塚山てづかやま中学ちゅうがく・高校こうこうグラウンドぐらうんどで10日にち午後ごごに起きたおきた落雷らくらい事故じこについて、同校どうこうが12日にち午後ごご、状況じょうきょうを説明せつめいする記者会見きしゃかいけんを開いたひらいた。事故じこでは部活動ぶかつどう中の6人にんが救急搬送きゅうきゅうはんそうされ、そのうちうち中学生ちゅうがくせい2人にんが意識不明いしきふめいの重体じゅうたいとなっている。

気象庁きしょうちょうによると、奈良県ならけん内には10じゅう日日にち午前午前ごぜんから雷かみなり注意報注意報ちゅういほうが出ていた。同校校こうの小林こばやし健健けん校長校長こうちょうは会見かいけんで、グラウンドぐらうんどには雷かみなり注意報注意報ちゅういほうが出ていることを認識にんしきしている教員きょういんもいたが、急激きゅうげきな天候てんこうの変化へんかで「防ぎきれなかったふせぎきれなかった」と述べたのべた。

「学校がっこうで起きたおきたことなので、学校がっこうの責任せきにんととらえてとらえている」とし、「傷きずつかれた生徒せいとのみなさんみなさん、何なにより入院にゅういんされている生徒せいととご家族ごかぞくのことことを思うおもうと、本当にほんとうにおわびおわびの言葉ことばもございませんございません」と話したはなした。

落雷らくらいは、グラウンドぐらうんどでサッカー部さっかーぶや野球部やきゅうぶなどが部活動ぶかつどうをしていた10じゅう日にちにち午後ごご5時じ50分ふんごろに発生はっせい。男子中学生だんしちゅうがくせい5人にん、女子高校生じょしこうこうせい1人にんが救急搬送きゅうきゅうはんそうされた。

奈良県警ならけんけい奈良西署ならにししょや搬送はんそう先の病院びょういんによると、搬送はんそうされた6人ろくにんのうち中学生ちゅうがくせい3人さんにんが入院にゅういんしている。2人ふたりは意識いしき不明の重体じゅうたいで、1人いちにんは事故じこ後に意識いしき混濁の状態じょうたいだったが、意識いしきが回復かいふくしたという。同校どうこうによると、ほかほかの3人さんにんは当日とうじつ中に帰宅きたくした。

同校どうこうの説明せつめいによると事故じこ当時とうじとうじ、現場げんばには生徒せいと115人にんと部活動ぶかつどうの顧問こもんの教員きょういんら8人にんがいた。

午後ごご5時じ40分ふんごろに降りふり始めた小雨こさめがいったんやんやんだ後あと、今度こんどは強いつよい雨あめとなり、教員きょういんが雨雲あまぐもレーダーれーだーで雷かみなりを確認かくにんしようとしたところ、いきなり落雷らくらいしたという。救急車きゅうきゅうしゃを待つまつ間にAEDえーいーでぃーを使ってつかって被害ひがいを受けたうけた生徒せいとの心肺しんぱい蘇生そせいが施さほどこされた。

同校どうこうは11じゅういち日にちにちを休校きゅうこうとしたが、12じゅうに日にちにち午前ごぜんごぜんに授業じゅぎょうを再開さいかい。スクールカウンセラーすくーるかうんせらーが登校とうこうした生徒せいとの心こころのケアけあにあたった。保護者ほごしゃには、学校がっこうの連絡網れんらくもうを通じてつうじて概要がいようを説明せつめいしたという。今後こんご、第三者だいさんしゃによる調査委員会ちょうさいいんかいをつくりつくり、再発さいはつ防止策ぼうしさくぼうしさくを講じるこうじるという。

Vocabulary

Word (Furigana)JLPT LevelPart of SpeechMeaning
起きる (おきる)N2Ichidan verbto occur, to happen
認識する (にんしきする)N2Suru verbto recognize, to be aware of
防ぐ (ふせぐ)N2Godan verbto prevent
述べる (のべる)N2Ichidan verbto state, to mention
傷つく (きずつく)N2Godan verbto be hurt, to be injured
おわび (おわび)N2Nounapology
発生する (はっせいする)N2Suru verbto occur, to break out
入院する (にゅういんする)N2Suru verbto be hospitalized
意識 (いしき)N2Nounconsciousness
回復する (かいふくする)N2Suru verbto recover
混濁 (こんだく)N2Nounconfusion, muddiness
施す (ほどこす)N1Godan verbto perform, to carry out
確認する (かくにんする)N2Suru verbto confirm
休校 (きゅうこう)N2Nounschool closure
再開する (さいかいする)N2Suru verbto resume
説明する (せつめいする)N2Suru verbto explain
強い (つよい)N3い-adjectivestrong
小雨 (こさめ)N3Nounlight rain
状況 (じょうきょう)N2Nounsituation
教員 (きょういん)N2Nounteacher
部活動 (ぶかつどう)N2Nounclub activities
事故 (じこ)N3Nounaccident
受ける (うける)N3Ichidan verbto receive
変化 (へんか)N3Nounchange
参加する (さんかする)N3Suru verbto participate
連絡 (れんらく)N2Nouncontact
調査 (ちょうさ)N2Nouninvestigation
講じる (こうじる)N1Ichidan verbto take measures
受け入れる (うけいれる)N1Ichidan verbto accept
影響 (えいきょう)N2Nouninfluence
進める (すすめる)N2Ichidan verbto advance, to promote
重要 (じゅうよう)N2な-adjectiveimportant
参加 (さんか)N3Nounparticipation

Grammar and Sentence Structure

  1. 「学校で起きたことなので、学校の責任ととらえている」とし、「傷つかれた生徒のみなさん、何より入院されている生徒とご家族のことを思うと、本当におわびの言葉もございません」と話した。

    • Grammatical Points:

      • 「ので」: This is a conjunction that indicates a reason or cause. It connects the two clauses, explaining why the school feels responsible.
      • 「とらえている」: This is the present continuous form of the verb 「とらえる」 (to perceive or regard), indicating an ongoing state of perception.
      • 「傷つかれた」: This is the passive form of the verb 「傷つく」 (to be hurt), indicating that the students were hurt by an external action.
      • 「思うと」: This is a conditional form that means “when thinking about” or “considering.”
    • Structure:

      • The sentence begins with a reason clause (学校で起きたことなので) followed by the main clause (学校の責任ととらえている). It then transitions to a subordinate clause (傷つかれた生徒のみなさん、何より入院されている生徒とご家族のことを思うと) that provides context for the speaker’s feelings, concluding with the speaker’s expression of regret (本当におわびの言葉もございません).
  2. 「午後5時40分ごろに降り始めた小雨がいったんやんだ後、今度は強い雨となり、教員が雨雲レーダーで雷を確認しようとしたところ、いきなり落雷したという。」

    • Grammatical Points:

      • 「ごろ」: This is a suffix used to indicate an approximate time.
      • 「降り始めた」: This is the past tense of the verb 「降り始める」 (to begin to fall), indicating the start of the rain.
      • 「いったん」: This adverb means “for a moment” or “once,” indicating a temporary state.
      • 「となり」: This is the conjunctive form of the verb 「なる」 (to become), linking two states or actions.
      • 「という」: This phrase is used to indicate reported speech or to convey information.
    • Structure:

      • The sentence starts with a time reference (午後5時40分ごろに降り始めた小雨がいったんやんだ後), followed by a description of the weather change (今度は強い雨となり). It then introduces an action taken by the teachers (教員が雨雲レーダーで雷を確認しようとしたところ), culminating in the main event (いきなり落雷したという).
  3. 「今後、第三者による調査委員会をつくり、再発防止策を講じるという。」

    • Grammatical Points:

      • 「今後」: This adverb means “from now on” or “in the future,” indicating a time frame for the actions to be taken.
      • 「による」: This is a phrase that indicates the agent or means by which something is done, in this case, “by a third party.”
      • 「講じる」: This verb means “to take measures” or “to implement,” indicating an action to be taken.
      • 「という」: Similar to the previous sentence, it indicates reported speech or conveys information.
    • Structure:

      • The sentence begins with a time reference (今後), followed by the main actions to be taken (第三者による調査委員会をつくり、再発防止策を講じる). The use of 「という」 at the end suggests that this is a statement or plan being reported.

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