毎朝日

「新生」AKB48を背負う19期 5人が劇場で語った夢と決意は

劇場公演デビューを飾ったAKB48の19期生5人=2024年5月19日、東京都千代田区 (C)AKB48
劇場公演デビューを飾ったAKB48の19期生5人=2024年5月19日、東京都千代田区 (C)AKB48

Link to the original article

アイドルグループあいどるぐるーぷAKB48えーけーびーふぉーてぃーえいとしんメンバーめんばー5にんが、公演こうえんデビューでびゅー果たはたした。18ねんちょうにわたって使つかわれてきた東京とうきょう秋葉原あきはばらAKB48えーけーびーふぉーてぃーえいと劇場げきじょうは、9がつからリニューアルりにゅーある工事こうじはいる。4がつには柏木由紀かしわぎゆきさんも卒業そつぎょう時代じだい転換期てんかんきに、5にんはどんなおもいで劇場げきじょうステージすてーじったのか。

デビューでびゅー公演こうえん初日しょにちの5がつ19にち。19期生きせいの5にんは、本番に先立さきだち、ゲネプロ(最後さいごつう稽古けいこ)を関係者かんけいしゃ公開こうかいし、報道ほうどう各社のかこ取材しゅざいおうじた。それぞれが、劇場げきじょうへのおもいをかたった。

ゲネプロげねぷろ落語らくご披露ひろうした伊藤いとう百花ももかさん(20)=埼玉さいたまけん出身しゅっしん=は、劇場げきじょう歴史れきし重みおもみ感じかんじながらのはつステージすてーじだったと明かあかした。

AKB48えーけーびー・フォーティーエイトができてからのなが歴史れきしつ、この劇場げきじょうつことができてすごくうれしい気持きもちとともに、こんなまだまだ自分じぶんっていいものだろうかという気持きもちがすこありありました。でも、それを払拭ふっしょくするために毎日まいにち練習れんしゅうしてきたので、今日きょういままでよりも自信じしんってつことができて、ひとつの公演こうえんはしけることができたのはすごくうれしかったです。選抜せんばつテレビてれびのお仕事しごとでのキラキラきらきら先輩せんぱい方の姿すがたは、ここでのパフォーマンスぱふぉーまんすてのことだとおもうので、わたしもここでたくさんパフォーマンスぱふぉーまんすみがいて、先輩せんぱい方の背中せなかによりちかづけるように、これから頑張がんばりたいとおもいました」

奥本カイリおくもとかいりさん(17)=東京都とうきょうと出身しゅっしん=は、厳しいきびしいレッスンれっすん乗り越えたのりこえたすえ公演こうえんデビューでびゅー感激かんげきした様子ようすだった。

先輩せんぱいかた公演こうえん見学けんがくさせていただいたのですが、とてもキラキラきらきらしていて、わたし劇場げきじょうおなじようにかがやきたいとおもいました。(ゲネプロげねぷろは)最初さいしょ不安ふあん気持きもちでいっぱいで、もしかしたらだめなんじゃないかと一瞬いっしゅんネガティブねがてぃぶ気持きもちになりかけたんですけど、スタンバイすたんばいときにみんなの気持きもちがひとつになって、とにかくすごくたのしい気持きもちで最後さいごまでやることができました」

川村結衣かわむら ゆいさん(17)=北海道ほっかいどう出身しゅっしん=はあこがれのステージすてーじったよろこびを素直すなおかたった。

わたしおさなころころからずっとAKB48えーけーびーふぉーてぃーえいときだったので、ずっとあこがれていた劇場げきじょうつことができて、1きょく目はずっとドキドキどきどきでした。不安ふあんおおきかったんですけど、うれしい気持きもちがおおきくて、たのしくステージすてーじつことができました」

AKB48えーけーびー・フォーティーエイトさい年少ねんしょうメンバーめんばーとなった白鳥しらとり沙怜されんさん(13)=東京とうきょう出身しゅっしん=は、今後こんご成長せいちょうちかった。

歴史れきしあるAKB48えーけーびーふぉーてぃーえいと劇場げきじょうたせていただけたことが、本当ほんとうしあわせです。わたしはこの劇場げきじょう成長せいちょうしていきたいとおもっているので、これからも全力ぜんりょく頑張がんばります」

さかなさばけるさばける」という特技とくぎ花田はなだあいさん(18)=神奈川かながわけん出身しゅっしん=は、ファンふぁんあっての劇場げきじょうであることを強調きょうちょうした。

「このステージすてーじには、すごく緊張感きんちょうかんあこがれをっていました。前座ぜんざデビューでびゅーしたさいにはすごく緊張きんちょうして、どうしようという気持きもちでいっぱいだったんですけど、ファンふぁんかたまえにたくさんいて、あたたかいあたたかいコールこーるつつまれてパフォーマンスぱふぉーまんすしているという、その空間くうかんわたしにとって自信じしんてる場所ばしょだなとおもいました。今回こんかい公演こうえんデビューでびゅーをさせていただいて、このステージすてーじって、ファンふぁんのみなさんにわたし姿すがたをおとどけすることがすごくたのしみだなとかんがえていて、これからもずっと、このAKB48えーけーびーふぉーてぃーえいと劇場げきじょうおもいをめて、パフォーマンスぱふぉーまんすをしたいとおもっています」

5にんデビューでびゅー公演こうえんには、17期生きせい太田有紀おおたゆきさんと18期生きせい工藤華純くどうかじゅんさん、迫由芽実さこゆめみさんの3にん出演しゅつえんし、後輩こうはいたちをささえた。

AKB48えーけーびー・フォーティーエイトは「だい20せいオーディションおーでぃしょん」の開催かいさい発表はっぴょうしており、応募おうぼを7がつ7にちまで受付うけつけている。(小松こまつりゅう次郎じろう

Vocabulary

Word (Furigana)JLPT LevelPart of SpeechMeaning
果たす (はたす)N3Godan verbto accomplish, to achieve
使う (つかう)N5Godan verbto use
入る (はいる)N5Godan verbto enter
卒業する (そつぎょうする)N4Suru verbto graduate
立つ (たつ)N5Godan verbto stand
語る (かたる)N4Godan verbto talk about
披露する (ひろうする)N3Suru verbto show, to display
感じる (かんじる)N4Ichidan verbto feel
明かす (あかす)N3Godan verbto reveal
持つ (もつ)N5Godan verbto hold, to have
思う (おもう)N5Godan verbto think
語る (かたる)N4Godan verbto talk about
乗り越える (のりこえる)N3Ichidan verbto overcome
感激する (かんげきする)N3Suru verbto be deeply moved
輝く (かがやく)N3Godan verbto shine
不安な (ふあんな)N3な-adjectiveanxious
楽しい (たのしい)N5い-adjectiveenjoyable
大きい (おおきい)N5い-adjectivebig
幼い (おさない)N3い-adjectiveyoung
幸せ (しあわせ)N4Nounhappiness
成長する (せいちょうする)N3Suru verbto grow
強調する (きょうちょうする)N3Suru verbto emphasize
緊張感 (きんちょうかん)N3Nounsense of tension
憧れる (あこがれる)N3Ichidan verbto admire
包む (つつむ)N5Godan verbto wrap
考える (かんがえる)N4Ichidan verbto think
支える (ささえる)N3Godan verbto support
応募する (おうぼする)N3Suru verbto apply
受け付ける (うけつける)N3Ichidan verbto accept
発表する (はっぴょうする)N3Suru verbto announce

Grammar and Sentence Structure

  1. 「それを払拭(ふっしょく)するために毎日練習してきたので、今日は今までよりも自信を持って立つことができて、一つの公演を走り抜けることができたのはすごくうれしかったです。」

    • Grammatical points: 1) するために (suru tame ni) - “in order to do”; 2) 〜てきた (tekita) - past tense of 〜てくる (tekuru) indicating continuous action up to the present moment.

    • Structure of the sentence: The sentence describes the speaker’s feelings about being able to stand on stage with confidence and successfully complete a performance. The speaker explains that they practiced every day in order to overcome their doubts and gain confidence, leading to their happiness in being able to perform well on that day.

  2. 「もしかしたらだめなんじゃないかと一瞬、ネガティブの気持ちになりかけたんですけど、スタンバイの時にみんなの気持ちが一つになって、とにかくすごく楽しい気持ちで最後までやることができました。」

    • Grammatical points: 1) もしかしたら (moshikashitara) - “perhaps”; 2) なりかけた (narikaketa) - past tense of なりかける (narikakeru) indicating starting to become.

    • Structure of the sentence: The sentence describes a moment when the speaker briefly started to feel negative thoughts, wondering if they might not do well. However, during the standby time, everyone’s feelings united, allowing the speaker to finish the performance with a very enjoyable feeling.

  3. 「前座でデビューした際にはすごく緊張して、どうしようという気持ちでいっぱいだったんですけど、ファンの方が目の前にたくさんいて、あたたかいコールに包まれてパフォーマンスしているという、その空間が私にとって自信を持てる場所だなと思いました。」

    • Grammatical points: 1) 際には (sai ni wa) - “at the time of”; 2) いっぱいだった (ippai datta) - past tense of いっぱい (ippai) indicating being full of.

    • Structure of the sentence: The sentence describes the speaker’s experience of feeling nervous when debuting as an opening act. Despite the initial nervousness, being surrounded by many fans and receiving warm cheers made the speaker feel that the space was a place where they could have confidence.

Quiz

Test your comprehension of the article!