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「オープンハウスに売る気なかった」三栄建築元社長、買収の経緯語る

取材に応じる三栄建築設計元社長の小池信三氏=2023年11月14日、東京都新宿区
取材に応じる三栄建築設計元社長の小池信三氏=2023年11月14日、東京都新宿区

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暴力団ぼうりょくだん幹部かんぶに利益りえき供与きょうよした疑惑ぎわくをきっかけに、6割わり超この保有ほゆう株かぶを手放てばなした三栄さんえい建築けんちく設計せっけいの創業者そうぎょうしゃで元もと社長しゃちょうの小池信三こいけしんぞう氏(55)が朝日あさひ新聞しんぶんのインタビューいんたびゅうに、株式かぶしきをオープンハウスおーぷんはうすグループぐるーぷに売うり渡わたすことになった経緯けいいを語かたった。自身じしんは株かぶを手放てばなしたくなかったが、三栄さんえい建築けんちくから強つよい圧力あつりょくを受うけたと主張しゅちょうしたほか、オープンハウスおーぷんはうす以外のファンドふぁんどなどの交渉こうしょうもうまく進すすまず、売うらざるを得えない状況じょうきょうに追おい込こまれたと明あきらかにした。

「話はなしが違ちがう、と思おもうところがいっぱいいっぱいありあります」。小池こいけ氏はオープンハウスおーぷんはうすが8月がつに公表こうひょうした買収ばいしゅう交渉こうしょうの説明せつめい資料しりょうに対たいし、強つよい不満ふまんを示しめした。

小池氏しによると、三栄建築けんちくが東京都とうきょうと公安委員会こうあんいいんかいの勧告かんこくを受うけたと公表こうひょうした6月がつ20日にちの夕方ゆうがた、オープンハウスの荒井正昭あらいまさあき社長しゃちょうから携帯けいたいに電話でんわがあり、「こうなったら株かぶを手放てばなさないと」などと言いわれた。小池氏しは「株かぶを手放てばなす気きはない」と断ことわる一方いっぽう、6月がつ24日にちには支援しえんを要請ようせい。その内容ないようについて、保有ほゆう株かぶを売うるためでなく、「僕ぼく以外の株主かぶぬしの株かぶを買かい取とるために、荒井あらいさんの力ちからを借かりたいと思おもった」と説明せつめいした。

オープンハウスおーぷんはうすに株かぶを売うりたくなかった理由りゆうとして、ビジネスモデルびじねすもでるや組織風土そしきふうどの違いちがいを挙あげ、「荒井あらいさんが非効率ひこうりつを嫌きらうのに対たいし、三栄さんえいの家造いえづくりは非効率ひこうりつで無駄むだも多おおい」と答こたえた。顧客こきゃく目線めせんで「同おなじ家いえは造つくらない」と掲かかげてきた経営方針けいえいほうしんについて「継続けいぞくされるか、気きがかりだ」としている。

オープンハウスおーぷんはうすは取材しゅざいに対たいし、「(買収ばいしゅう)目的もくてきの中核ちゅうかくが、取引先とりひきさきとの関係かんけいや従業員じゅうぎょういんの士気しきに悪影響あくえいきょうが生しょうじていた三栄建築さんえいけんちくの経営けいえい正常化せいじょうかと事業じぎょうの健全けんぜんな発展はってんを図はかることだったことはこれこれまでの情報じょうほう開示かいじのとおり。親会社おやがいしゃとして再発防止さいはつぼうしを徹底てっていし、グループぐるーぷ一丸いちがんとなって信頼しんらい回復かいふくに努つとめていく」と回答かいとうした。(藤田ふじた知也ともや)

三栄建築さんえいけんちくとオープンハウスおーぷんはうすに関するかんする情報じょうほう提供ていきょうは、keizai@asahi.comへお願いおねがいします。

Vocabulary

Word (Furigana)JLPT LevelPart of SpeechMeaning
利益 (りえき)N3Nounprofit, benefit
供与 (きょうよ)N1Verbprovide, supply
疑惑 (ぎわく)N2Noundoubt, suspicion
手放す (てばなす)N3Verb (Godan)release, let go
創業者 (そうぎょうしゃ)N1Nounfounder
元 (もと)N3Nounformer, ex-
社長 (しゃちょう)N3Nouncompany president
主張する (しゅちょう)N3Verb (Godan)assert, claim
交渉 (こうしょう)N3Nounnegotiation
追い込む (おいこむ)N2Verb (Godan)corner, drive into a corner
明らかにする (あきらか)N2Verb (Godan)make clear, reveal
不満 (ふまん)N3Noundissatisfaction
勧告 (かんこく)N1Nounadvice, recommendation
買収 (ばいしゅう)N1Nounacquisition, takeover
資料 (しりょう)N3Noundocument, materials
支援 (しえん)N2Nounsupport, assistance
組織 (そしき)N3Nounorganization, structure
風土 (ふうど)N1Nounclimate, culture
非効率 (ひこうりつ)N1Nouninefficiency
無駄 (むだ)N3Nounwaste, futility
経営 (けいえい)N2Nounmanagement, administration
方針 (ほうしん)N2Nounpolicy, plan
継続 (けいぞく)N2Nouncontinuation, persistence
気がかり (きがかり)N1Nounconcern, worry
目線 (めせん)N2Nounstandpoint, perspective
経営方針 (けいえいほうしん)N1Nounmanagement policy
従業員 (じゅうぎょういん)N2Nounemployee
士気 (しき)N1Nounmorale, spirit
信頼回復 (しんらいかいふく)N1Nounrestoration of trust
情報提供 (じょうほうていきょう)N1Nouninformation provision

Grammar and Sentence Structure

  1. 「自身は株を手放したくなかったが、三栄建築から強い圧力を受けたと主張したほか、オープンハウス以外のファンドなどの交渉もうまく進まず、売らざるを得ない状況に追い込まれたと明らかにした。」

    • Grammatical points:

      • 〜たくなかった: This is the past negative form of 〜たい (want to do). It expresses the speaker’s desire not to do something in the past.
      • 〜ざるを得ない: This is a literary expression used to convey the idea of “having no choice but to do something.”
    • Structure of the sentence:

      • The sentence describes the founder’s reluctance to sell the stocks but reveals that he was pressured by the company and faced a situation where negotiations with other funds did not go well, ultimately being forced to sell the stocks.
  2. 「小池氏はオープンハウスが8月に公表した買収交渉の説明資料に対し、強い不満を示した。」

    • Grammatical points:

      • 〜に対し: This is a phrase used to indicate the target or recipient of an action or emotion.
    • Structure of the sentence:

      • The sentence states that Mr. Koike expressed strong dissatisfaction towards the explanation materials of the acquisition negotiations that Open House made public in August.
  3. 「その内容について、保有株を売るためでなく、「僕以外の株主の株を買い取るために、荒井さんの力を借りたいと思った」と説明した。」

    • Grammatical points:

      • 〜ためでなく: This is a structure used to express “not for the purpose of” or “not in order to.”
    • Structure of the sentence:

      • The sentence explains that the founder wanted to borrow Mr. Arai’s help not to sell his own stocks but to buy the stocks of other shareholders.

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