毎朝日

旧ジャニーズ性加害 被害者救済委が35人に補償内容の連絡開始

看板が撤去されたジャニーズ事務所の本社ビル=2023年10月6日、東京都港区
看板が撤去されたジャニーズ事務所の本社ビル=2023年10月6日、東京都港区

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故ジャニー喜多川じゃにーきたがわ氏による性せい加害問題もんだいで、「SMILE―UP.スマイルアップ(スマイルアップすまいるあっぷ)」(旧きゅうジャニーズじゃにーず事務所じむしょ)が設置せっちした元もと裁判官さいばんかんの弁護士べんごしによる「被害者ひがいしゃ救済きゅうさい委員会いいんかい」が、被害ひがい申告しんこくして補償ほしょうを求もとめている人ひとのうち、性せい被害ひがいの確認かくにんが取とれた35人にんに対たいし、補償ほしょう内容ないようの連絡れんらくを始はじめた。22日にちにスマイルすまいる社しゃが被害ひがい補償ほしょうの特設とくせつサイトさいとで公表こうひょうした。被害者ひがいしゃへの補償ほしょうの具体的ぐたいてきな動うごきは初はじめて。

事務所は、補償額ほしょうがくや対象者たいしょうしゃについてはプライバシーぷらいばしーを理由りゆうに公表こうひょうしていない。

また、補償ほしょうについて連絡れんらくしてきた人ひとの数かずが11月がつ20日にち時点じてんで834人にんに上のぼったことも公表こうひょう。「被害者ひがいしゃ救済きゅうさい委員会いいんかいにて順次じゅんじ、個別こべつに聞きき取とり等などが進すすめられていると伺うかがっております」とし、被害ひがいの確認かくにんが取とれ次第しだい、順次じゅんじ補償ほしょうを行おこなっていくとしている。

事務所は同サイトで、「弊社へいしゃは、被害者ひがいしゃ救済きゅうさい委員会いいんかいのご判断はんだんに全面的ぜんめんてきに従したがうこととしており、被害者ひがいしゃ救済きゅうさい委員会いいんかいからご連絡れんらくを受うけられた方かたへ、その内容ないようについて合意ごういの上うえで、速そくやかに補償金ほしょうきんの支払しはらいを行おこなってまいります」と言及げんきゅう。「被害ひがいを受うけた方々かたがたへのお詫わびと被害ひがい救済きゅうさいにはこれからも長ながい道みちのりが待まち構かまえる中なか、弊社へいしゃは今後こんごも定期的ていきてきに被害ひがい補償ほしょうや再発さいはつ防止ぼうし策さくの進捗しんちょく状況じょうきょう等をご報告ほうこくし、皆みなさまのご理解りかいを得える努力どりょくを全社ぜんしゃ一丸がんとなって続つづけてまいります」としている。

被害者救済きゅうさい委員会いいんかいは、9月がつ13日にちに事務所じむしょから独立どくりつした形かたちで個別こべつの補償ほしょうの可否かひや内容ないようについて判断はんだんする目的もくてきで設置せっちされ、同どう15日にちに補償ほしょうの受付うけつけ窓口まどぐちを開設かいせつ。救済きゅうさい委いは申告者しんこくしゃへの聞きき取とりを進すすめながら、判例はんれいなどをもとに補償ほしょう額がくを算定さんていするとしていた。

性加害かがい問題を巡っては、事務所が設置した外部の有識者からなる再発防止ぼうし特別チームちーむが8月がつ下旬に性加害かがいを事実認定にんていした。9月がつに事務所が認定にんていを受け入れ、謝罪。藤島ジュリー景子氏が社長を引責辞任じにんし、後任に東山紀之氏が就任したが、「ジャニーズ事務所」の社名存続の方針などに批判が集まり、10月がつ2日にちの会見で、スマイル社への社名変更を発表。タレントのマネジメント業務を担う新会社かいしゃを設立した上で、スマイル社は補償業務に専念することを公表していた。(滝沢文那)

Vocabulary

Word (Furigana)JLPT LevelPart of SpeechMeaning
設置する (せっちする)N3Verbto establish, to set up
弁護士 (べんごし)N3Nounlawyer
補償する (ほしょうする)N3Verbto compensate
公表する (こうひょうする)N3Verbto announce, to make public
確認する (かくにんする)N3Verbto confirm
連絡する (れんらくする)N3Verbto contact, to get in touch
公表 (こうひょう)N3Nounannouncement
補償 (ほしょう)N3Nouncompensation
具体的な (ぐたいてきな)N3Adjectiveconcrete, specific
初めて (はじめて)N3Adverbfor the first time
理由 (りゆう)N3Nounreason
連絡 (れんらく)N3Nouncontact
順次 (じゅんじ)N3Adverbin order, sequentially
合意 (ごうい)N3Nounagreement
速やかに (すみやかに)N3Adverbpromptly
支払い (しはらい)N3Nounpayment
認める (みとめる)N3Verbto recognize, to acknowledge
謝罪 (しゃざい)N3Nounapology
引責辞任 (いんせきじにん)N3Nountaking responsibility and resigning
存続 (そんぞく)N3Nouncontinuation
批判 (ひはん)N3Nouncriticism
社名変更 (しゃめいへんこう)N3Nounchange of company name
発表 (はっぴょう)N3Nounannouncement
担う (になう)N3Verbto take on, to bear
専念する (せんねんする)N3Verbto devote oneself to
設立する (せつりつする)N3Verbto establish
業務 (ぎょうむ)N3Nounbusiness, duties
事実認定 (じじつにんてい)N1Nounfactual recognition
引責辞任 (いんせきじにん)N1Nountaking responsibility and resigning
待ち構える (まちかまえる)N1Verbto await, to be in store for
進捗 (しんちょく)N1Nounprogress

Grammar and Sentence Structure

  1. 事務所は、補償額や対象者についてはプライバシーを理由に公表していない。

    • Grammatical points:

      • について: This is a particle used to indicate the topic or subject of the sentence. It is often translated as “regarding” or “concerning.”
      • を理由に: This is a grammar pattern used to indicate the reason for an action. It is translated as “due to” or “because of.”
    • Structure of the sentence:

      • 事務所は (The company)
      • 補償額や対象者について (regarding the compensation amount and the target individuals)
      • は (topic marker)
      • プライバシーを理由に (due to privacy)
      • 公表していない (not disclosed).
  2. また、補償について連絡してきた人の数が11月20日時点で834人に上ったことも公表。

    • Grammatical points:

      • について: This is a particle used to indicate the topic or subject of the sentence. It is often translated as “regarding” or “concerning.”
      • 連絡してきた: This is the te-form of the verb 連絡する (to contact), indicating the action of contacting someone.
      • 人の数が: This is a structure used to indicate the subject of the sentence, in this case, the number of people.
    • Structure of the sentence:

      • また (also)
      • 補償について (regarding compensation)
      • 連絡してきた人の数が (the number of people who have contacted)
      • 11月20日時点で (as of November 20th)
      • 834人に上ったことも (also reached 834 people)
      • 公表 (announced).
  3. 弊社は、被害者救済委員会のご判断に全面的に従うこととしており、被害者救済委員会からご連絡を受けられた方へ、その内容について合意の上で、速やかに補償金の支払いを行ってまいります。

    • Grammatical points:

      • に全面的に: This is an adverbial phrase used to indicate doing something completely or entirely.
      • としており: This is a structure used to indicate the state of being or intention. It is often translated as “intend to” or “be in a state of.”
    • Structure of the sentence:

      • 弊社は (Our company)
      • 被害者救済委員会のご判断に (to the judgment of the victim relief committee)
      • 全面的に従うこととしており (intends to fully comply)
      • 被害者救済委員会から (from the victim relief committee)
      • ご連絡を受けられた方へ (to those who have received contact)
      • その内容について合意の上で (upon agreement on the content)
      • 速やかに補償金の支払いを行ってまいります (we will promptly make compensation payments).

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