毎朝日

小林製薬の会見、4時間半に及ぶ 「プベルル酸」の報告めぐり弁明

会見する小林製薬の(左から)山下健司製造本部長、小林章浩社長、渡邊淳信頼保証部長、梶田恵介ヘルスケア事業部食品カテゴリー長=2024年3月29日午後2時22分、大阪市北区、西岡臣撮影
会見する小林製薬の(左から)山下健司製造本部長、小林章浩社長、渡邊淳信頼保証部長、梶田恵介ヘルスケア事業部食品カテゴリー長=2024年3月29日午後2時22分、大阪市北区、西岡臣撮影

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小林製薬こばやしせいやくの紅麴こうじゅ原料げんりょうを使用しようしたサプリメントさぷりめんとが原因げんいんと疑うたがわれる健康けんこう被害ひがいが広がりひろがり、同社どうしゃ製せいの原料げんりょうを使つかっている企業きぎょうで商品しょうひんの自主じしゅ回収かいしゅうが相次あいついでいる問題もんだいで、小林製薬こばやしせいやくの小林章浩こばやししょうこう社長しゃちょうらが29日にち午後ごご2時じから、大阪おおさか市内しないで会見かいけんを開ひらいた。会見かいけんは約やく4時間じかん半に及およんだ。

小林こばやし社長しゃちょうは22日にちにも会見かいけんを開ひらき、サプリさぷりの自主じしゅ回収かいしゅうなどを発表はっぴょう。一連の問題もんだいの発端はったんとなる情報じょうほうを公おおやけにした。

その後、サプリさぷりを摂取せっしゅして亡くなったなくなった人ひとが次々つぎつぎと判明はんめい。問題もんだいが拡大かくだいして以降いこう、同社どうしゃが会見かいけんを開いてひらいて説明せつめいするのは初めてはじめてとなる。

同社によるとによると、28日にち午後ごご10時じ時点じてんで、亡くなったなくなったのは5人にん、入院者にゅういんしゃは114人にんにのぼるという。また、亡くなったなくなった5人にんのうち、1人にんの遺族いぞくとはすでに面会めんかいを済すませ、2人にんの遺族いぞくとは日程にっていの調整ちょうせいをしている。

会見冒頭ぼうとう、小林こばやし社長しゃちょうは「関係かんけいする皆様みなさまに不安ふあんや恐怖きょうふを与あたえてしまった。深刻しんこくな社会しゃかい問題もんだいを招まねいてしまったことを深ふかくお詫わびいたします」と謝罪しゃざいした。

製品せいひんと原料げんりょうの一部いちぶから検出けんしゅつされたとする「未知みちの成分せいぶん」については、会社かいしゃ側がわは「構造こうぞうまでは見みえてきた」としつつ、成分せいぶんの特定とくていには至いたっていないと説明せつめいした。

ところが、会見かいけん途中とちゅう、同社どうしゃが28日にちに厚生労働省こうせいろうどうしょうに対たいし、「未知みちの成分せいぶん」は青あおカビかびからは発生はっせいする「プベルルぷべるる酸さん」の可能性かのうせいが高たかいと報告ほうこくしていたことが、厚労省こうろうしょうの発表はっぴょうで明あきらかになった。会見かいけんではこの点てんに質問しつもんが集中しゅうちゅう。同社どうしゃは「プベルルぷべるる酸さんが直接的ちょくせつてきに腎じん障害しょうがい、腎じん疾患しっかんを引ひき起おここしているという仮説かせつもまだ立たてていない。毒性どくせいのメカニズムめかにずむすら検証けんしょうができていない状態じょうたいで、混乱こんらんさせたくなかった」と弁明べんめいに追おわれている。

Vocabulary

Word (Reading)JLPT LevelPart of SpeechMeaning
使用する (しようする)N3Godan verbto use
疑われる (うたがわれる)N2Ichidan verbto be suspected
広がる (ひろがる)N3Godan verbto spread
自主回収 (じしゅかいしゅう)N1Nounvoluntary recall
相次ぐ (あいつぐ)N1Godan verbto occur consecutively
開く (ひらく)N5Godan verbto open
会見 (かいけん)N2Nounpress conference
及ぶ (およぶ)N3Godan verbto reach
摂取する (せっしゅする)N1Suru verbto ingest
判明する (はんめいする)N2Suru verbto become clear
拡大する (かくだいする)N2Suru verbto expand
説明する (せつめいする)N4Suru verbto explain
謝罪する (しゃざいする)N1Suru verbto apologize
招く (まねく)N2Godan verbto invite
検出する (けんしゅつする)N2Suru verbto detect
見える (みえる)N4Ichidan verbto be visible
至る (いたる)N1Godan verbto arrive
達する (たっする)N1Suru verbto reach
面会する (めんかいする)N1Suru verbto meet
調整する (ちょうせいする)N2Suru verbto adjust
冒頭 (ぼうとう)N1Nounbeginning
与える (あたえる)N2Godan verbto give
深刻な (しんこくな)N2な-adjectiveserious
深く (ふかく)N2Adverbdeeply
おわび (おわび)N1Nounapology
構造 (こうぞう)N2Nounstructure
特定する (とくていする)N2Suru verbto identify
途中 (とちゅう)N2Nounmidway
発生する (はっせいする)N2Suru verbto occur
仮説 (かせつ)N1Nounhypothesis
毒性 (どくせい)N1Nountoxicity

Grammar and Sentence Structure

  1. 会見は約4時間半に及んだ。
  • Grammatical points: The verb “及ぶ” (およぶ) is used in its past tense form “及んだ” to indicate that the press conference lasted for about 4 and a half hours.
  • Structure of the sentence: Subject “会見” (press conference) + は (topic marker) + 約4時間半に (about 4 and a half hours) + 及んだ (lasted).
  1. その後、サプリを摂取して亡くなった人が次々と判明。
  • Grammatical points: The verb “判明する” (はんめいする) is used in its past tense form “判明” to indicate that people who died after taking the supplement were being confirmed one after another.
  • Structure of the sentence: その後 (After that), サプリを摂取して (after taking the supplement) + 亡くなった人 (people who died) + が (subject marker) + 次々と (one after another) + 判明 (were confirmed).
  1. 会見は「プベルル酸が直接的に腎障害、腎疾患を引き起こしているという仮説もまだ立てていない。
  • Grammatical points: The verb “立てる” (たてる) is used in its negative form “立てていない” to indicate that the company has not yet formed a hypothesis that “プベルル酸 directly causes kidney damage and kidney disease.”
  • Structure of the sentence: 会見は (Regarding the press conference), 「プベルル酸が直接的に腎障害、腎疾患を引き起こしているという仮説」 (the hypothesis that “pulverulonic acid directly causes kidney damage and kidney disease”) + も (also) + まだ (still) + 立てていない (has not formed).

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