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「身長150㎝未満」の大人はどうする?シートベルト、座る席に注意

日本自動車連盟(JAF)による衝突実験の様子=JAF提供
日本自動車連盟(JAF)による衝突実験の様子=JAF提供

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日本にほん自動車じどうしゃ連盟れんめい(JAFじゃふ)がチャイルドシートちゃいるどしーとの「着用ちゃくよう推奨すいしょう目安めやす」を12日にち以降、140いちよんぜろセンチせんちから150いちごぜろセンチせんちに引き上げひきあげます。体格たいかくや姿勢しせいによっては、子どもこどもだけでなく大人おとなでもリスクりすくがあるというシートベルトしーとべると。正しいただしい使い方つかいかたについて、自動車じどうしゃの安全あんぜんに詳しいくわしい名古屋なごや大学院だいがくいん工学こうがく研究科けんきゅうかの水野みずの幸治こうじ教授(自動車工学じどうしゃこうがく)に聞きましたききました。

――安全あんぜんのために使つかうシートベルトしーとべるとには、どんなどんな危険性きけんせいがありますか

正ただしく着用ちゃくようしないと、衝突しょうとつ時にシートベルトしーとべるとが骨盤こつばんから外はずれ、腹部ふくぶを圧迫あっぱくする「サブマリンさぶまりん」という現象げんしょうが起おきる可能性かのうせいがあります。腸ちょうや大動脈だいどうみゃくを痛いためたり、腰椎ようつい(ようついようつい)を骨折こっせつしたり。すぐすぐに手術しゅじゅつが必要ひつような可能性かのうせいもあり、症状しょうじょうを見落みおとすと亡なくなるケースけーすもあります。

――正しいただしい着用ちゃくよう方法ほうほうを教おしえてください

ベルトべるとは鎖骨さこつから胸骨きょうこつの真ん中まんなかあたりを通とおし、腰こし部分は骨盤こつばんを固定こていするようにします。ズボンずぼんのベルトべるとよりもシートしーとベルトべるとが下したに来きているかどうかチェックちぇっくするとよいと思おもいます。シートしーとの背もたれせもたれを倒たおしている場合ばあい、衝突しょうとつ時にベルトべるとが骨盤こつばんから外れはずれやすいため注意ちゅういが必要ひつようです。

――身長しんちょう150センチせんち未満みまんの大人おとなはどうどうすればすればよいよいでしょうか

150いちごうセンチせんち未満みまんの方かたは、股関節こかんせつからひざひざまでを指す大腿だいたい(だいたいだいたい)部ぶの長さながさと座面ざめんの長さながさが合わずあわず、お尻おしりを前まえに出しただした状態で座るすわることが多くおおくなり、シートベルトしーとべるとが腹部ふくぶにかかりやすくかかりやすくなります。後席こうせきではなく、運転席うんてんせきや助手席じょしゅせきに座るすわることで正しいただしい姿勢しせいを取りやすくとりやすくなります。背もたれせもたれを起こすおこすことができ、背中せなかを支えるささえる機能きのう(ランバーサポートらんばーさぽーと)付きのシートしーとがあるあるためです。

――前まえの席せきと後あとの席せきで衝突しょうとつ時の安全性あんぜんせいに違ちがいがあるのでしょうか

運転席うんてんせきや助手席じょしゅせきにはエアバッグえあばっぐが備そなわっているため、衝突しょうとつ時にはエアバッグえあばっぐの圧力あつりょくによって胸部きょうぶへの荷重かじゅうが分散ぶんさんされやすくなります。一方、後席こうせきは多くおおくの車くるまでエアバッグえあばっぐがありません。シートベルトしーとべるとのみで衝撃しょうげきを受うけ止めることで、「胸郭きょうかく」と呼よばれる胸むね部分の骨格こっかくが大きくおおきく変形するする可能性がありますがあります。

骨ほねがもろくもろくなりやすい50ごじゅう代以上いじょうの人ひとなどは、肋骨ろっこつ(ろっこつろっこつ)などが折れるおれる危険性がが高まるたかまるため、後席こうせきより前席ぜんせきに座ったすわった方ががよいよいと思いますおもいます。ただしただし、子どもこどもはエアバッグえあばっぐが展開てんかいするときに、はじき飛ばされてはじきとばされて傷害しょうがいを負うおう危険性ががあるため、チャイルドシートちゃいるどしーとは後席こうせきに取り付けてとりつけてください。(三宅みやけ梨紗子りさこ)

Vocabulary

Word (Furigana)JLPT LevelPart of SpeechMeaning
着用 (ちゃくよう)N2nounwearing
推奨 (すいしょう)N2nounrecommendation
引き上げる (ひきあげる)N2ichidan verbto raise
圧迫 (あっぱく)N2noun/ichidan verbpressure; to compress
痛める (いためる)N2ichidan verbto hurt; to injure
骨折 (こっせつ)N2noun/godan verbfracture; to break
必要 (ひつよう)N3な-adjectivenecessary
見落とす (みおとす)N2godan verbto overlook
教える (おしえる)N3ichidan verbto teach
通す (とおす)N2godan verbto pass through
注意 (ちゅうい)N3noun/godan verbcaution; to pay attention
指す (さす)N2godan verbto point; to indicate
合う (あう)N3godan verbto match; to fit
座る (すわる)N3godan verbto sit
取りやすい (とりやすい)N2い-adjectiveeasy to take
起こす (おこす)N2godan verbto raise; to cause
受け止める (うけとめる)N2ichidan verbto catch; to receive
変形 (へんけい)N2noun/ichidan verbdeformation; to deform
高まる (たかまる)N2godan verbto rise; to increase
取り付ける (とりつける)N2ichidan verbto install
備わる (そなわる)N2godan verbto be equipped with
支える (ささえる)N2ichidan verbto support
変わる (かわる)N3godan verbto change
受ける (うける)N3ichidan verbto receive
可能性 (かのうせい)N2nounpossibility
確認 (かくにん)N2noun/ichidan verbconfirmation; to confirm
重要 (じゅうよう)N2な-adjectiveimportant
影響 (えいきょう)N2nouninfluence
可能 (かのう)N2な-adjectivepossible
事故 (じこ)N3nounaccident
体格 (たいかく)N2nounphysique; build
姿勢 (しせい)N2nounposture
胸部 (きょうぶ)N2nounchest area

Grammar and Sentence Structure

  1. 正しく着用しないと、衝突時にシートベルトが骨盤から外れ、腹部を圧迫する「サブマリン」という現象が起きる可能性があります。

    • Grammatical Points:

      • 「正しく着用しないと」: This phrase uses the conditional form with 「ないと」, indicating that if one does not wear the seatbelt correctly, the following consequences will occur.
      • 「衝突時に」: This indicates the time when the action occurs, meaning “at the time of collision.”
      • 「起きる可能性があります」: This phrase expresses the possibility of something happening, using 「可能性がある」 to indicate that it is possible for the phenomenon to occur.
    • Structure:

      • The sentence begins with a conditional clause (if not worn correctly), followed by a time clause (at the time of collision), and concludes with the main clause stating the possibility of a phenomenon occurring. The use of the term “サブマリン” introduces a specific technical term related to the phenomenon being described.
  2. 150センチ未満の方は、股関節からひざまでを指す大腿(だいたい)部の長さと座面の長さが合わず、お尻を前に出した状態で座ることが多くなり、シートベルトが腹部にかかりやすくなります。

    • Grammatical Points:

      • 「未満の方は」: This phrase means “those who are less than,” indicating a specific group of people based on height.
      • 「合わず」: This is the negative form of the verb 合う (to fit), indicating that the lengths do not match.
      • 「多くなり」: This is the -なる form, which indicates a change or increase in frequency or tendency.
    • Structure:

      • The sentence starts with a subject (people under 150 cm), followed by a description of the conditions (the mismatch of lengths), and then explains the resulting behavior (sitting with the buttocks forward). It concludes with the consequence of this behavior (the seatbelt tends to press against the abdomen).
  3. 骨がもろくなりやすい50代以上の人などは、肋骨(ろっこつ)などが折れる危険性が高まるため、後席より前席に座った方がよいと思います。

    • Grammatical Points:

      • 「もろくなりやすい」: This is a compound adjective where “もろい” (fragile) is combined with “なりやすい” (likely to become), indicating a tendency to become fragile.
      • 「高まるため」: This indicates a reason or cause, meaning “because the risk increases.”
      • 「方がよいと思います」: This phrase expresses a suggestion or opinion, meaning “I think it is better to.”
    • Structure:

      • The sentence begins by identifying a specific group (people over 50 who are likely to become fragile), followed by the explanation of the increased risk (ribs may break). It concludes with a recommendation (it is better to sit in the front seat rather than the back seat), clearly linking the reasoning to the suggestion.

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